ありがとうを伝えたい!私たちの想いを聞いてください 世界自閉症啓発デーコラボ2016ツイート集
発達障害をもつ私たちはあなたの近くで暮らしています。障害があるようには見えないけども苦手なことがたくさんあって、困っています。そしてあなたを困らせているかもしれません。私たちの想いを知っていただくことで、お互いに過ごしやすい環境を作ることができるかもしれません。今までみなさんのあたたかい心遣いで救われたことはたくさんありました。4月2日は国連で定めた世界自閉症啓発デー、4月2~8日は発達障害啓発週間...
View Article「うちの子は発達障害じゃなくてよかったです」
しばらく前にこのような意味のコメントをいただきました。正確には「私の子どもたちは、みな、健常で本当に良かったです。 」とだけ書かれていました。最初は(はぁ?けんか売ってんの?)って一日くらい爆発してツイッターに愚痴をぶちまけていましたが、ちょっとまてよ?と考えるようになりました。...
View Article合理的配慮は「ずるい」のか
合理的配慮に関する私の記事にこのようなコメントをいただきました。 同じクラスに障害者のお子さんがいます。 特別学級もありますが、 全く学習にはついていけなくても クラスには在籍させたい(お母様のご希望で) と聞きました。 合理的配慮で付き添いの先生も配置されました。 これは本当に子供の為なのでしょうか? 法律改正を盾にした親のエゴなのではないでしょうか?...
View Article発達障害児に普通学級で迷惑をかけられていたらどうする?
前回書いた記事に対して、コメント主さんから再度コメントをいただきました。nanaio.hatenablog.com...
View Article乳がん、母子家庭、発達障害を持つ子供たちと共に、私は生きていきます。
いつもは発達障害児の子育て、それにまつわるお話を書いているこのブログですが、今回は我が家の現状について、私のこれからの生き方を決意表明させていただく場にさせていただきたいと思います。ざっくり言うとバカな私の不幸自慢と、それでもずうずうしく生きていくよ宣言ですので、不快な方はそっと閉じていただければありがたいです。私はとても弱い人間ですので、自分の中だけに溜め込めず、宣言することで前を向いて生きて行き...
View Article「先生の声が聞き取れない」 聴覚過敏とカクテルパーティー効果
「クラスの子がしゃべっていると先生の声が聞きとれない」小学3年の息子が教えてくれました。息子は国語と算数は支援学級、後は交流学級である普通学級で授業を受けています。元々、特定の音を嫌がり耳ふさぎをしたり、耐えられなくなって外に飛び出すこともあった息子。聴覚過敏の傾向はあるだろうと思っていました。聴覚過敏といっても人より多くの音が聞き取れるわけではありません。音に対する感じ方が違うのです。人数の多い交...
View Articleがんばらない子育て、家族を守るための自分のペースの作り方
ご相談のメールをいただきました。ご承諾をいただいたので転載させていただきます。 私はシングルマザーで子供はADHDです。 現在週1回の通級に行っているのですが、普通級にはお友達が出来ず、学校に居る事が辛いとの事で、今は毎日車で送り迎えをしています。 正直、仕事と子育てで毎日ヘトヘトで自己嫌悪の毎日です。...
View Articleあれから約1年、50円東大生と発達障害の数学少年が再会しました。
昨年の3月、Twitterで見つけた「東大生の一日を50円で買ってくれませんか?」という記事に飛びついて、当時8歳の息子と数学を語ってもらいました。東京からわざわざ遠く離れた岡山まで来ていただいて。nanaio.hatenablog.com...
View Article得意を伸ばす?苦手を克服させる?子供の凸凹に親ができること
発達障害児を育てていると「子供の得意を伸ばそう!」みたいなお話はちょこちょこ耳にすると思います。でもそれってどうなの?実質社会に出ると得意よりも苦手なことを克服する必要があるんじゃないの?という話を成人当事者の方がおっしゃっているのを目にしました。確かに社会に出れば、自分の得意が通用する職種につけるかどうかはわかりませんし、日常生活や社会生活での苦手がどんどん浮き彫りになってくることもあると思います...
View Article息子が伝えたかったこと テレビの取材とジュニア算数オリンピック
先日息子がテレビの取材を受けました。きっかけはこちらの記事です。nanaio.hatenablog.com 地元のNHKの方からとりあえず会って話をと連絡をいただき、たまたま息子が休みの日で一緒にお話を伺いにいきました。Branchさんで始まった、インターネットを使って全国の子供たちの好きを発見していく新しい支援の形を取材したいというお話でした。branchkids.jp...
View Article大きくなるにつれ難しくなる子。子供たちの近況とわが家の受けている合理的配慮
発達障害の診断がついてから約8年、現在娘は小学6年、息子は小学4年になりました。子供たちも少しずつ成長し様々な変化がありました。現在うちが受けている学校からの配慮と子供たちの近況をざっくりとまとめてみました。...
View Article学校でなにかあったらどうしよう?不安と睡眠障害と行きしぶり
息子は自閉症スペクトラムを持つ小学4年生。(正式な息子の診断名は広汎性発達障害)とても不安が強く過敏で疲れやすい子で、支援学級に在籍しています。小学2年から学校に行き渋りがはじまり、朝はいつもどおり起きてもなかなか学校に行けず、ほぼ毎日2時間目か3時間目に学校に送っています。学校ともいままで何度もケース会議を開いてもらい、息子の学校での不安を取り除くためにいろんな工夫をしてくださいました。そのおかげ...
View Article知っていますか?手帳のない発達障害児の使える福祉サービスいろいろ
幼児期は療育などにかかることが出来ても、小学生中学生高校生と大きくなるとなにも支援がない!幼児でも地域の療育センターがいっぱいで手帳がないと療育が受けられない!と思っていらっしゃる方は多いと思います。発達障害児が福祉サービスを受けるために必要な手帳といえば「療育手帳」(地域によっては呼び名が違います。東京都では愛の手帳)か、精神障害者保健福祉手帳です。うちにも二人の発達障害と診断された子供がいますが...
View Article発達性協調運動障害 不器用な理由はこれだった
多動でとにかく活発に動き回る娘。運動は得意なんだろうなぁと思っていました。お風呂でもイルカのようにもぐってぐるぐる暴れるし泳ぎも得意だろうと。ところが小学校に入ってみると体育の成績がいまひとつ芳しくない。泳げない。アレ?他にも蝶結びがなかなか出来ない、髪の毛を自分でくくれない、不器用で出来ないことが数多くあります。小さい頃、寝返りをうつ、歩く、しゃべるなど身体的な発達の遅れはまったく見られなかった娘...
View Article発達性協調運動障害 トレーニングと配慮と工夫
前記事の続きです。今回は発達性協調運動障害(DCD)にどう対応していくかについて考えたいと思います。nanaio.hatenablog.com...
View Article合理的配慮を具体的にお願いするためのステップ
平成28年度より施行される障害者差別解消法に伴う合理的配慮を、実際に学校へお願いするにはどうすればよいのかについて書こうと思います。合理的配慮とはなにか?についてはこちらの記事をご覧ください。nanaio.hatenablog.com法律が出来る、合理的配慮を求めることが出来るといっても、実際にはどうしたらいいのか、何をお願いできるのか、どう合意形成に持っていくのか、なかなか難しいですよね。...
View Article家庭療育 生きる力をつけること
親として子育てをしていくうえで一番の目標はなにか?「自分が死んだ後も子供たちが生き延びられるようにすること」だと私は思っています。我が家には二人の発達障害児がいます。うちの子供たちの場合は、障害児と言えども障害者手帳も療育手帳も条件を満たしておらず現状では持っていません。成長の過程で二次障害などが起きれば変わってくる可能性もありますが、おそらく一般の社会に出て行かなくてはなりません。福祉の制度を利用...
View Article家庭学習サポート wiiUを使った動画授業での学習支援!
自閉症スペクトラム、ADHD、LD(学習障害)など発達障害を持っていると学校の授業になじめなかったり学習面でのつまづきをかかえることは多いと思います。学校の授業についていくことが困難な場合もあれば、不登校気味だったり、支援学級で教えてもらうスピードが遅い場合もあると思います。学習でつまづく原因はなにかは、それぞれのお子さんの特性によって様々です。読み書きに困難があるのか、注意力や興味の問題なのか、聴...
View Articleケース会議とは? チームで子供を支える特別支援教育
お子さんが学校で困っていることについて、担任の先生に直接支援をお願いしても、先生がお忙しかったり、意見がかみ合わなかったりで、なかなか解決に向かわないことがあると思います。そんなときはケース会議が役に立つかもしれません。担任の先生と保護者だけでなく、チームでお子さんの支援を考えていく仕組みです。うちでは現在小学校4年生の娘について、学校で定期的にケース会議を開いていただいています。ケース会議とは、困...
View Article家庭でもできる感覚過敏・鈍磨の傾向を知るためのツール 日本感覚インベントリー
聴覚過敏、触覚過敏など、発達障害にともないさまざまな感覚の受けとり方に偏りがある場合があります。感覚の違いは日常生活にさまざまな困難をもたらすことがあります。集団の中でじっとしていられないのにも、聴覚が過敏で音に耐えられなかったり、前庭感覚(後ほど説明)に鈍磨があり刺激が不足して辛いなど、感覚の違いが原因していることもしばしばあります。爪や鉛筆をかじってぼろぼろにしてしまうのも固有感覚の鈍磨から刺激...
View Article今年もやります!世界自閉症啓発デーコラボ企画参加者募集!
4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デーです。昨年の自閉症啓発デーでは啓発記事のコラボを企画したくさんのブロガーの方々にご参加いただきました。nanaio.hatenablog.com 昨年の経験を踏まえ、今年はテーマを設けさせていただきブログだけでなくツイッターからも参加していただける形にしようと思っております。...
View Articleリスパダールと不安の強い息子 自閉症スペクトラム児の薬物療法
息子はとても不安の強い子です。受動型といわれるタイプで大人しく自分からトラブルを起こすことはめったにありません。自閉症スペクトラムの特性である社会性やコミュニケーションやこだわりなどの問題は持っていますが、困っていても周りに迷惑をかけないため見落とされやすいタイプです。うちの場合はたまたま娘がADHDと積極奇異型のアスペルガー症候群で診断までたどりついたため、息子の困難も見つけてもらうことができまし...
View Articleもうすぐ!自閉症啓発デーコラボ企画のわかりやすい参加方法
今年もまもなく世界自閉症啓発デー&発達障害啓発週間です。昨年もみなさまのご協力で行った自閉症啓発デーコラボ企画、今年もやります!nanaio.hatenablog.com 先日こちらの記事でお知らせしたものをまうどんさん(id:mauzounさん)がわかりやすいイラストにしてくださいました!まうどんさんのブログはこちら。マンガ蒲田家★定型外家族...
View Articleあなたの周りにも困っている人いませんか?みんなの世界自閉症啓発デーコラボ2016!ブログ編
どうしてできないの?どうして伝わらないの?周りの人にそんなもやもやを抱えていることはありませんか?みなさんも困っている、でもその人も困っている。もしかして、発達障害などの認知や感覚の違いがあるのかもしれません。発達障害と正式に診断されていなくても傾向をもつ人は数多くいると言われています。私もおそらくその一人です。自閉症はスペクトラム(連続体)という考え方で、その特性にどこかしら該当する部分がある場合...
View Article家庭学習で挑んだ発達障害児の中学受験、こじれた親子関係と児童相談所
間も無く2018年も終わろうとしていますね。気がつけば一年以上ブログを更新しておらず、少しずつ今までのことを記録していこうと思います。今回はアスペルガー症候群とADHDを持つ娘の中学受験の話です。...
View Article息子の一年を振り返って。ジュニア算数オリンピックと中学受験
前回娘のこの一年の様子をざっくり書いたので、息子の様子も記録しておこうと思います。現在小学5年生、自閉症スペクトラムを持った息子は支援学級に通っています。nanaio.hatenablog.com小学校と塾と中学受験小学2年に始まった学校への行きしぶりは、4年生にはほぼ1、2時間目の授業には出られず早くて3時間目、遅ければ給食前にやっと行けるくらいでした。5年生になった今年、半分以上は遅刻なし、遅れ...
View Articleどうやって先生に配慮をお願いする?合理的配慮のための学校との交渉術
新年度が始まりましたね。そろそろ家庭訪問という学校も多いと思います。毎年、理解ある先生に当たりますようにと祈る気持ちで迎える新年度。しかし、どうやったらうまく先生に子供のことをわかってもらえるのか、どうお願いしたら子供の障害に適切な配慮をしてもらえるのか、悩むご家庭も多いのではないでしょうか。タイトルに交渉術と入れましたが、そういうことは苦手な方も多いと思います。ただ、ちょっとしたコツで学校との話し...
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